就職のためにMOS資格を取ろうと思ったのだけど「役に立たない」と友達から聞いて、本当なのかな?と心配になって・・
MOS資格に限らず、資格をとるときって本当に役に立つのかな?なんて不安になりますよね。
今回はマイクロソフトのMOS資格について、人事面接の担当経験や海外での職務経験を生かしながらその良さをお伝えしたいと思います。私のプロフィールはこちらから。
この記事の内容
✅MOS資格は役に立たないと言われるのはなぜ?
✅MOS資格と勉強することのメリット
✅MOS試験の概要
✅MOS試験の勉強方法
あなたがMOS資格を取ろうと思っているのなら、ぜひチャレンジしてみましょう!
あなたの人生にプラスになるはずです。
※MOSとは
Microsoft Office Specialist というマイクロソフトのオフィス製品の利用スキルを証明できる資格のことで、Microsoft社が認定している国際資格です。
MOS資格は「役に立たない」なんて言う人がいるの?
結論からいいます。
MOSの資格は役に立ちます!
では、なぜ「役に立たない」という言葉を耳にするのでしょうか。その理由についていくつかお話したいと思います。
合格率が比較的高い資格だから
MOS資格の試験の合格率は、正式には公表されていないのですが、60%〜80%といわれていて比較的高いのです。そのことから役に立たないと思う人もいることは確かです。
司法試験などのように難しくて合格率の低いものは、取得のために苦労するぶん価値があり、就職にも大きく役立つことは確かです。
だから、MOS資格のように合格率の高いものは、逆に役に立たないという考え方もあるのでしょうね。
▶︎資格の価値は合格率では決まらない
MOS資格は多くの人が持っていて珍しいものではありません。
しかし、それだけ実用的で多くの仕事で、多くの人に必要なスキルを証明してくるということなのです。
すなわちとても役に立つ資格ともいえるのです。
Word、Excelをすでに使っている社会人がとても多いから
マイクロソフトのWordやExcelなどのソフトは、社会に広く普及していて、日々仕事に使っている人もたくさんいます。そのため、今さら資格?と思ってしまう人がいることも確かです。
すでに使える人たちにとっては、資格のある・なしは大きな問題ではないからです。職場で毎日、バリバリとオフィスソフトを使っている人が、MOS資格を取ろうとは思わないですよね。
なので、WordやExcelを使っている人が多い現代では、今さらという気持ちから「役に立たない」と決めつけてしまうことも確かにあります。
▶︎MOS資格はあなたの能力を証明してくれる
就職面接で、コンピュータースキルを問われた時「マイクロソフトのMOS資格の○○を持っています」と言えることは、あなたの基礎的なスキルを証明することになるのです。
これは一つの大切なメリットではないでしょうか。
民間の資格だから
MOS資格は国家資格ではなくて、民間の資格だから役に立たないという人もいます。確かに国家資格をとって就職にのぞむのなら、民間資格より安心感があるのでしょうね。
医師や公認会計士を目指しているのなら、国家試験を受けて資格を取得する必要があるし、就職の成功率もかなり高いことは確かです。
このようなことから、民間資格のMOS資格は役に立たないと決めつけてしまうのかもしれません。
▶︎世界のマイクロソフトが認める資格
MOS資格は民間といっても、世界のマイクロソフトが認める資格です。
信頼性という意味では、民間資格の中でもトップクラスなので、不安に思うことはないでしょう。
受験料が高いから
MOS試験は受験料が高いから費用対効果が小さい。すなわち「役に立たない」などと言われることがあります。
MOSの1科目の受験料は約1万円ですが、Word、Excel、PowerPointの3つを受ようとるすと約3万円になってしまいます。
この金額と資格の効果のバランスの悪さが「役に立たない」と言われてしまう原因の1つなのです。
▶︎費用対効果は資格の価値とは別
費用が気になるのであれば「WordとExcel」などと、科目を絞ることで費用を抑えつつ、MOS資格を持っていることをアピールすることも有効ですね。
無料のカウンセリングを受けてみませんか?
個別指導のKENスクールMOS資格の勉強をするメリットはいっぱい!
MOS資格への誤解もとけてきたかなと思うのですが、ここでさらにMOS資格を勉強することのメリットをお伝えしたいと思います。
パソコンスキルは多くの仕事に必要
WordやExcelを使えるというスキルは多くの仕事に必要なスキルです。
今の時代、パソコンは「文房具のような存在」といっても言い過ぎではないでしょう。
ちょっとしたアルバイトでも「この名簿をExcelで入力しておいてくださいね」なんて言われることは珍しくはないことです。
したがって、オフィス関係のソフトを使えるということは、それだけ多くの仕事で必要なスキルを身につけているということなのです。
面接などでMOS資格は基本的なPCスキルの証明になる
履歴書の資格欄にMOS資格を明記することで、パソコンの基本的はスキルを身につけていることの証になります。
MOS資格をとるために学んだことが、スキルとして身についていると相手側にも伝えることができるからです。
私が職場で人事面接の担当をした時にも、履歴書にMOS資格のことが書いてあると、ある程度のスキルを身につけているものと判断していました。
このように、MOS資格は面接などのときに基本的なPCスキルを身につけていることを証明してくれるのです。
人生のモチベーションアップにつながる
MOS資格を取得しようとすること自体が目標となり、人生のモチベーションアップにもつながります。
ただ漠然とPCスキルの学習をしても、目標を定めにくいのでモチベーションの向上にはつながりにくいものです。
でも、MOS資格を取得する!という具体的な目標を持つと、そこまでの道のりも見えてきて、モチベーションも格段に向上するものです。
例えばドライブに行くとき、漠然と走っているよりも、箱根の○○温泉に入ってからお気に入りのカフェでスイーツを食べる!と、明確な行き先を決めていた方が、途中の道中も楽しくなりますよね。
だからこそ、MOSに合格するんだ!という目標は、人生のモチベーションアップにつながり、あなたをより輝かせてくれるのです。
MOS資格は世界で通用する人材ということ
MOS資格を持っているということは、あなたが世界中どこでも通用する人材になれるということなのです。
なぜなら、マイクロソフトのWordやExcelが入っているコンピューターは世界中に存在します。
そして、MOSの資格を取得してスキルを身につけているということは、その世界中のコンピューターを操作できる可能性を持っていることにもなるのです。
実は私は一時期、モスクワで仕事をしていたのですが、そのモスクワのコンピューターで使っていたのもマイクロソフトのオフィス製品でした。
英語表示ではあったものの、操作は同じなのですぐに慣れて、業務に使うことができたのです。
だからこそ、MOS資格を持つことは世界に通用する人材になれるということは本当のことなのです。
また、世界共通の「合格認定証」や「デジタル認定証」が発行され、それらが世界で通用するのも心強いポイントですね。
通信講座で学ぶならここがおすすめ!
資料請求は無料です
MOS試験の概要
それでは、MOS試験がどのようなものなのか、その全体像と具体的なイメージについてお伝えしたいと思います。
MOS試験の全体像
試験はWord、Excelなどのソフトごとに、一般レベルと上級レベル(エキスパート)のレベルに分かれています。
その全体像は下の表のとおりです。
試験科目 | 一般レベル | 上級レベル |
---|---|---|
Word ワード | Word365&2019 | Word365&2019 エキスパート |
Word2016 | Word2016 エキスパート | |
Word2013 | Word2013 エキスパート1/2 | |
Excel エクセル | Excel365&2019 | Excel365&2019 エキスパート |
Excel2016 | Excel2016 エキスパート | |
Excel2013 | Excel2013 エキスパート1/2 | |
PowerPoint パワーポイント | PowerPoint 365&2019 | ー |
PowerPoint 2016 | ー | |
PowerPoint 2013 | ー | |
Access アクセス | ー | Access365&2019 エキスパート |
Access2016 | ー | |
Access2013 | ー | |
Outlook アウトルック | Outloook 2016 | ー |
Outloook 2013 | ー |
Word 365 & 2019 の例
ここでは、「Word 365 & 2019(一般レベル)」を例にとってご説明します。
◆試験の形態
コンピュータを使った実技試験
◆試験時間
50分
◆受験料
一般価格 10,780円(税込)
学割価格 8,580円(税込)
◆出題範囲
文書の管理
文字、段落、セクションの挿入と書式設定
表やリストの管理
参考資料の作成と管理
グラフィック要素の挿入と書式設定
文書の共同作業の管理
◆合格率
公式には発表されていないのですが、8割程度といわれています。
◆2つの受験方法
①全国一斉試験
毎月1回〜2回実施全国の一斉会場より選択インターネットから申込
②随時試験
ほぼ毎日試験を開催全国約1700の試験会場から選択試験会場へ直接申込
◆受験資格
特にありません
MOS試験の勉強方法
MOSを受験する際の勉強方法としては、2つあります。
① 書籍を購入して独学で学ぶ
② スクールで対策講座を受講する
それでは、それぞれについて説明しいと思います。
書籍を購入して独学で学ぶ
パソコン操作の経験があり、ある程度の知識やスキルのある方の場合、対策教材を購入して独学で学ぶことも十分に可能です。
有名な教材の例はこちら。どちらも公式ページで推薦されている教材です。
<ワード>
●MOS攻略問題集 Word365 & 2019 日経BP
<エクセル>
●MOS攻略問題集 Excel 365&2019 日経BP
パワーポイントや他の科目、バージョンについても同じように教材があります。
スクールで対策講座を受講する
MOS資格の取得に向けたスクールをいくつかご紹介します。
ここでは全国に教室を構えている大手に的を絞っています。
資格の大原
本試験対策の模擬テストがついた「MOS試験対策コース」があり、通学講座と通信講座から選ぶことができます。
通信講座であれば、全国どこからでも学ぶことができるので、とても便利!
また、合格までのバックアップ体制も整っているので安心して学ぶことができますね。
まずは資料請求から!
KENスクール
オフィスコース
Excel,Word,PowerPoint,Accessに対応したコースが用意されています。
まずは無料のカウンセリングからのスタートがおすすめです。
資料請求はこちらから↓↓↓
もっと笑顔に まとめ
資格に挑戦することは、あなた自信への挑戦でもあります。
MOS資格を土台にして、さまざまな資格にチャレンジすることで、あなた自身が輝いていくことがとても楽しみです!
もしあなたが、Webデザイン、Webマーケティング、ライティングなどのクリエイティブスキルに興味がるのなら、こちらの記事もおすすめです。
コメント